2022年度保証協会活用ハンドブック
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保証条件保証料留意事項短期資金活用継続保証(タンカツGO) 経常運転資金の一部について、要件を満たしている間、短期資金を継続してご利用いただくことにより、擬似資本的な資金調達を可能とした制度です。58責任共有取扱金融機関が選択した責任共有制度の対象  ※セーフティネット保証は利用不可取扱金融機関施日平成30年9月1日 創設目的④②③⑧⑤⑥⑦⑨実保証の対象(資格要件)対象資金運転資金 ※申込金融機関で取扱い中の保証付き融資の借換えも可能。保証限度額利用口数保証期間1年以内返済方法一括返済貸付形式手形貸付、証書貸付担保必要に応じ徴求する保証人原則として法人代表者以外の連帯保証人は不要貸付利率金融機関所定利率※県または長崎市制度の短期資金を利用する場合は、各制度要綱に定める料率・金額区  分①基準料率1.90%1.75%1.55%1.35%1.15%1.00%0.80%0.60%0.45%※長崎県経営安定短期資金保証・長崎市中小企業短期資金保証では、自治体の保証料補助が基準料率適用料率①申込人が会計参与設置会社である場合は、会計割引(0.10%)を適用する。申込方法更新申込時更新しない時更新できない場合、当該保証の終期までに完済することが必要。※保証要件を満たす場合は、他の保証制度による借換えも可能。短期資金活用継続保証(略称:タンカツGO)事業経営に必要な経常運転資金の一部について、一括返済方式による短期資金を活用した擬似資本的な安定した資金の調達を支援し、中小企業者の経営環境の整備を支援するとともに、中小企業者、金融機関および保証協会のリレーションシップの強化に資することを目的とする。次のすべての要件を満たす保証対象中小企業者であって、今後とも金融機関が支援育成したい先で償還能力があると認められる者。⑴申込金融機関との与信または預金取引が6カ月以上あること(法人の場合は代表者でも可)。⑵1期以上の決算(確定申告)を行っていること。⑶既保証に大幅な返済緩和の条件変更が行われていないこと。⑷〈法人の場合〉  直近決算において経常利益を計上しており、債務超過でないこと。 〈個人の場合〉  青色申告で、直近の確定申告における青色申告控除前の所得金額が300万円以上あり、※組合は、本保証の対象外とする。債務超過でないこと。100万円以上5,000万円以内(他金融機関の既存「タンカツ」、「タンカツW」(以下「タンカツ等」と呼ぶ)の残高を含む。……自金融機関分は原則一本化。他金融機関分の肩代わりは認めない。)ただし、原則として、直近決算における平均月商以内とする(既存の「タンカツ等」を含む。)。本保証の利用は、原則1企業1口限りとする。(ただし、長崎県経営安定短期資金保証・長崎市中小企業短期資金保証で本保証を利用する場合は、3口までとする。他金融機関の既存「タンカツ等」との併存は可。)なお、他金融機関の既存「タンカツ等」の肩代わりはできないため、その場合は限度額の範囲で、既存「タンカツ等」との複数口での利用となる。※1年毎に更新手続きを行い、要件を満たしていれば継続利用が可能適用される。②物的担保の提供がある場合は、有担保割引(0.10%)を適用する。約定書締結金融機関※長崎県経営安定短期資金保証・長崎市中小企業短期資金保証を利用する場合は、各制度の取扱金融機関信用保証依頼書の保証制度欄に「タンカツGO」と記入して申し込む。※長崎県経営安定短期資金制度は「県タンカツGO」、長崎市中小企業短期資金制度は「長タンカツGO」とする。る期限の延長は認めないこととする。①更新手続きは、新規申込みによる借換え(継続新規扱い)によることとし、条件変更によ②更新時の資格要件(以下のいずれかに該当する場合は更新を認めないこととする) •申込人が、長崎県内において事業を行っていないとき •申込人に対する金融機関の債権または保証協会の保証付き融資について、延滞もしくは •申込人が、その他の保証利用要件を満たさないとき •申込人が、2期連続で「保証の対象(資格要件)」⑷の要件を満たさないとき •信用状況の著しい悪化等により、取扱金融機関または保証協会が更新について適当でな事故報告書の提出事由に該当しているときいと判断したときその他の制度

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