ディスクロージャー誌2022
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❶ コロナ拡大の影響を受けている中小企業への資金繰り支援、経営改善・生産性向上支援・事業構築等支援 コロナ拡大の影響が長期化する中、業況回復が遅れ経営に支障をきたしている中小企業に対して、資金繰り支援のみならず、金融機関と連携した適切なモニタリングを実施し、経営改善・生産性向上に向けた経営支援に取り組みます。 また、今後の社会情勢変化や新しい生活様式に対応して、事業再構築や構造転換、事業転換を図る企業に対して、必要な資金繰り支援、経営支援に取り組みます。❷中小企業の資金ニーズに合わせた、融資・保証における金融機関と連携した適切な協調支援❸政策保証の周知と利便性向上❹金融機関との連携の取組❶ウィズコロナ下での中小企業の経営改善、生産性向上、事業再構築、事業再生の促進に関する取組の推進 金融機関から受領するモニタリング業況報告書を基に、中小企業の状況把握を行い、金融機関と連携し、状況に応じた金融支援・経営支援を行うなど、期中管理の徹底を図り、コロナの影響を受け資金繰りに支障をきたしている中小企業や、経営改善が進まず返済緩和の条件変更を繰り返している中小企業、ウィズコロナ下での生産性向上、事業再構築等に取り組む中小企業に対して、金融機関や中小企業支援機関と情報を共有し、外部専門家派遣事業等を活用し支援するとともに、実施後のフォローアップに努めます。 また、金融機関や中小企業活性化協議会等との連携により、中小企業の経営改善・再生支援に積極的に取り組み、「がんばる長崎 中小企業経営支援ネットワーク」を活用し、中小企業に伴走した支援に努めます。❷経営支援強化促進事業による経営支援の推進 中小企業のライフステージに応じて、金融機関と連携し多様な資金ニーズにタイムリーな資金繰り支援を行い、経営の維持・発展を積極的にサポートします。 国の施策を踏まえた上で、各種広報媒体等を活用しながら政策保証の周知を図ります。また、各種保証制度の利用状況や金融機関・中小企業の資金ニーズ・要望を把握し、制度の改善・創設等の検討を行うとともに、地方公共団体へも制度創設、改正を要望し保証の利便性向上を図ります。 上記①〜③の方策について、金融機関と中小企業支援に対する認識を共有した上で実施するため、金融機関との日常的な対話や業務研修会等を通じ、より一層の連携強化に取り組みます。 経営改善や生産性向上に取り組む中小企業や創業後間もない中小企業に対して、フォローアップを2.重点課題(1)保証部門(2)期中管理部門・経営支援部門37

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