保証承諾48,637保証債務残高229,840717代位弁済実際回収817令和3年度金 額対計画比対前年比金 額対計画比対前年比金 額対計画比対前年比76.099.242.2233.4令和4年度2660,83998.7230,9981,29562.4142.8553132.3105.4129.5158.1125.175,922100.5209,3131,729180.567.8629(単位:百万円、%)令和5年度108.597.475.2179.7124.890.6133.6113.6 長崎県信用保証協会は、公的な「金融と経営の総合支援機関」として、中小企業・小規模事業者(以下「中小企業」といいます。)のライフステージに応じた各種金融支援・経営支援に努め、金融機関や中小企業支援機関との連携により、中小企業の様々な資金・支援ニーズに「タイムリー」に対応し、経営の維持・発展のためのサポートに尽力しています。令和3年度から令和5年度までの3ヵ年における、長崎県内の動向及び当協会の実績についての評価は以下のとおりです。1)県内の景気動向 県内の景気は、令和3年度から令和4年度にかけて新型コロナウイルス感染症(以下「コロナ」といいます。)が再拡大と沈静化を繰り返す中、緩やかな持ち直しがみられました。しかしながら、物価上昇等の影響を受けて、持ち直しのペースは鈍化しました。令和5年度はコロナの位置付けが5類に移行したことに伴い、緩やかな回復基調となりました。 観光もコロナの状況に連動し徐々に回復し、令和5年度は西九州新幹線の開通や「長崎くんち」が4年ぶりに開催となり、回復基調が続きました。生産は緩やかな増加基調で推移し、個人消費も一部に物価上昇の影響があるものの、緩やかに回復しました。 企業倒産は前年度と比べ増加したものの、低水準で推移し、令和5年度は金融機関による返済繰り延べや各種政策支援等の下支えによって倒産が抑制されました。 中小企業の景況感は回復傾向にありましたが、物価上昇や人手不足が足かせとなり、過剰債務を抱える企業や業況の回復が遅れている企業にとっては、依然として厳しい状況が続いています。 県内主要金融機関の中小企業向け貸出残高は増加しました。 各種施策により回復傾向にありますが、厳しい状況が続いています。 設備投資は増加基調で推移しました。 経済活動の改善が続き、労働需給の引き締まりが進む中、雇用者所得は持ち直しの動きが見られます。1.地域の動向2.事業概況2)中小企業向けの融資の動向3)県内中小企業の資金繰り状況4)県内中小企業の設備投資動向5)県内の雇用情勢30中期事業計画の評価(令和3年度〜令和5年度)
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