令和6年度 保証利用のご案内
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保 証 対 象 必要な時に直ぐに極度額の範囲内で繰り返し借入が可能な保証制度をご紹介します。この制度を利用すれば、売上が入金されるまでの運転資金や予定外の費用の発生などに備えることができます。今は必要でなくても、これらの制度を利用し準備しておくことで、資金繰りを安定させることができ、安心して事業の経営にあたることができます。 本制度は当座貸越契約によるもので、これは借入可能な「借入限度額(極度額)」を設定し、その範囲内で借入と返済を繰り返す融資方式です。一旦極度額を設定すると、当座貸越契約期間中は、借入の都度、新規借入の申込手続きを行う必要が無く、資金必要時に極度額の範囲内において借入ができます。 実際には、当座預金や普通預金とは別に、「当座貸越勘定(融資専用口座)」を設定し、ここから支払伝票やキャッシュカードにより融資を受けることになります。当協会が取扱う当座貸越根保証は、お客様の事業規模や決算内容により資格要件を区分した制度をご用意しています。また、保証料率は、通常の制度より低くなっています。事業者カードローン当座貸越根保証協会制度特   徴2,000万円(100万円以上)保証限度額保証期間保証料率保 証 人担   保⑴同一事業の業歴3年以上で、2期以上の確定申告または決算を行っている個人事業者・法人共  通⑵申込金融機関との与信取引が6か月以上ある保証申込直前期の決算において、CRD評点が基準以上である。もしくは、確定申告が青色申告であり、保証申込直前期の決算において申告所得を計上し、かつ自己名義の不動産(自宅・店舗など)を所有している。個人事業者の場合法人の場  合保証申込直前期の決算において、CRD評点が基準以上である。当座貸越(貸付専用型)根保証協会制度特   徴保証限度額保証期間保証料率保 証 人必要となる。ただし、一定の要件を満たせば不要とできる場合がある5,000万円以内:原則不要5,000万円超 :原則必要担   保個人事業者・法人共通して、同一事業の業歴3年以上で、2期以上の確定申告または決算を行っており、申込金融機関との与信取引が6か月以上あって、一定の要件(※)に該当する者※制度一覧を参照ください。保証対象2億8,000万円(100万円以上)(根・カード)全国統一保証制度(要件も全国統一)必要となる。ただし、一定の要件を満たせば不要とできる場合がある。原則として、不要(根・当座)全国統一保証制度(要件も全国統一)0.39%~1.62%無担保・カードローン当座貸越根保証(わくわく700)当協会独自制度で要件を緩和し利用しやすくなっています700万円(100万円以上)1年間もしくは2年間0.39%~1.62%⑴同一事業の業歴2年以上で、1期以上の確定申告または決算を行っている⑵申込金融機関との与信取引または預金取引が6か月以上ある確定申告が青色申告で貸借対照表を作成しており、保証申込直前期の決算において、申告所得を計上している、もしくは、債務超過でない。保証申込直前期の決算において、経常利益を計上している、もしくは、債務超過でない。無担保・当座貸越根保証(エクセレント長崎)優良企業向けの保証制度1年間もしくは2年間0.35%~0.77%会社および医業を主たる事業とする法人で、同一事業の業歴3年以上で、2期以上の決算を行っており、申込金融機関との与信取引が6か月以上あって、信用保証料率の基準料率区分が7以上あるいは6に該当し、かつ特定社債保証制度の資格要件を満たす者。2億円以内(100万円以上)小規模企業者無担保・カードローン当座貸越根保証(わくわくミニ)小規模事業者向けの制度300万円(50万円以上)不要⑴同一事業の業歴2年以上で、1期以上の確定申告または決算を行っている⑵申込金融機関との与信取引または預金取引が6か月以上ある(法人の場合は、代表者との取引で可)直近の確定申告で所得金額(青色申告の場合は、青色申告所得控除前の所得金額)を計上していること、もしくは債務超過でないこと※貸借対照表を作成していない場合は、金融機関で内容を把握して貸借対照表を作成し、債務超過でないことを確認できること。直近決算において経常利益を計上していること、もしくは債務超過でないこと。財務要件型無担保・当座貸越根保証(根当座・財務型)一定の財務要件を満たすことで、経営者保証なしとする当座貸越保証制度不要会社および医業を主たる事業とする法人で、同一事業の業歴3年以上で、2期以上の決算を行っており、申込金融機関との与信取引が6か月以上あって、一定の要件(※)に該当する者。※特定社債保証制度の適債要件と同じ。0.35%~1.62%不要【カードローン】【当座貸越】18資金ニーズ別保証制度のご紹介借入枠での資金確保が可能な保証制度(カードローン、当座貸越)

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