保証だより2016年秋号
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information magazine3保証の対象次のすべての要件を満たす小規模企業者であって、今後とも申込金融機関が支援育成していきたい先で、償還能力があると認められる方。⑴同一事業の業歴が2年以上で、1期以上の決算(確定申告)を行っていること。⑵申込金融機関との与信取引または預金取引が6ヵ月以上あること。 ※法人の場合は、代表者との取引で可。〈個人事業者の場合〉 直近の確定申告で所得金額(青色申告の場合は、青色申告所得控除前の所得金額)を計上していること、もしくは債務超過でないこと。 ※貸借対照表を作成していない場合は、金融機関で内容を把握して貸借対照表を作成し、債務超過でないことを確認できること。〈法人の場合〉 直近決算において経常利益を計上していること、もしくは債務超過でないこと。対象資金事業資金(運転資金、設備資金)保証限度額一企業 50万円以上300万円    ただし、直近決算の平均月商の3ヵ月以内(白色申告の場合は1ヵ月以内)とします。保証期間1年間もしくは2年間(ただし、更新は妨げない)貸付形式当座貸越(根保証)担保不要です。保証人原則として、法人代表者の方以外は不要です。貸付利率金融機関所定利率保証料率年0.39%~1.62%責任共有取扱金融機関が選択した責任共有制度の対象申込時添付書類保証協会が必要とする書類留意事項①当座貸越の残高は、保証期間を通じ常時極度額を超えないこととします。②利息の元本組入れにより極度額を超えることとなる場合には、超える部分は利息部分とし速やかに徴求して下さい。更新①更新手続きは、条件変更による期間延長でもできますが、当初の保証(継続新規を含みます。)から5年を超える場合は継続新規とします。②継続新規による場合は、保証条件として新規貸越分で既存貸越金残額を決済させることとします。③「根カード」「わくわく500」「根当座」「エクセレント長崎」との併用は不可とします。小規模企業者無担保・カードローン当座貸越根保証(略称:わくわくミニ)タンカツWの取扱期間延長について 短期資金活用保証ワイド(略称:タンカツW)の新規申込につきましては、平成29年3月31日(金)保証協会申込受付分まで取扱期間が延長になりました。是非、ご利用下さい。【制度の特徴】  短期資金を一定期間(最長5年間)継続してご利用いただくことにより、疑似資本的な資金調達が可能となり、中小企業の方が安心して事業を継続できる経営環境の整備を支援します。【ご利用できる方】  次の全ての要件を満たす中小企業の方。   ① 申込金融機関との与信または預金取引が6ヵ月以上あること(法人の場合は代表者でも可)。   ② 1期以上の決算(確定申告)を行っていること。   ③ 既保証に大幅な返済緩和の条件変更が行われていないこと。   ④ 〈法人の場合〉 直近決算において経常利益を計上しており、債務超過でないこと。     〈個人の場合〉 直近の確定申告における青色申告控除前の所得金額が300万円以上あること。     ※組合は、本保証の対象外です。【制度の概要】【自治体保証制度の利用】  協会保証制度の他、次の自治体保証制度の利用が可能です。  ・長崎県保証制度……長崎県経営安定短期資金保証(県タンカツW)  ・長崎市保証制度……長崎市中小企業短期資金保証(長タンカツW)  ※自治体保証制度を利用する場合は、当該制度要件をあわせて満たす必要があります。 保証限度額100万円以上3,000万円以内(他金融機関の既存タンカツの残高を含みます……自金融機関分は原則一本化。他金融機関分の肩代わりは認められません。)ただし、原則として直近決算における平均月商以内とします。利用口数本保証の利用は、原則1企業1口限りとします。ただし、県・市制度を併用する場合は、同時実行する場合に限り2口利用出来ることとします。(他金融機関の既存「タンカツ」との併用は可)なお、他金融機関の既存タンカツの肩代わりは出来ませんので、その場合は保証限度額の範囲で、既存「タンカツ」との複数口でのご利用となります。対象資金運転資金 ※申込金融機関で取扱中の保証付き融資の借換も可能です。保証期間1年以内 ※1年毎に更新手続きを行い、5年間の継続利用が可能です。返済方法一括返済担保原則として不要です。※既保証の残高を含めて無担保保証8,000万円を超える場合は担保が必要となります。保証人原則として法人代表者以外は不要です。保証料率協会所定料率。県または市制度の短期資金を利用する場合は、自治体の保証料補助が適用されます。貸付利率金融機関所定料率。県または市制度の短期資金を利用する場合は、各制度要綱に定める料率。

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