令和2年度 経営計画保証部門❶政策保証の周知・推進 金融機関との研修会や日常的な対話を通して、各種広報媒体等を活用しながら政策保証の周知を図る。また、各種保証制度の利用状況や、金融機関・中小企業の資金ニーズ・要望を把握し、保証制度の改善、研究、開発を行うとともに地方公共団体へも制度創設、改正を要望し保証の利便性向上を図る。❷中小企業の多様な資金ニーズに合わせた、融資・保証における金融機関と連携した適切な協調融資 中小企業のライフステージに応じた保証制度の推進や、金融機関と連携した協調支援を行い、資金の安定的な供給に支障を来さないように努める。❸中小企業との対話を通じた中小企業の経営改善・生産性向上 保証審査を目的とした企業訪問や面談のほか、タイムリーな支援を目的としたフォローアップを行い、中小企業の経営改善・生産性向上に寄与する。❹経営者保証ガイドラインの周知 経営者保証GLに基づき、金融機関と連携し推進を行う。❺新型コロナウイルス感染症対策 令和2年3月2日に発動されたセーフティネット4号及びその後のセーフティネット5号の対象業種の拡大、一昨年の信用補完制度の見直しで創設された危機関連保証の発動、これらに連動して県や市町により発動・適用される融資制度など、中小企業への影響に応じて矢継ぎ早に対策が打たれる中、県内中小企業者の経営安定を図るため、相談窓口の設置や各種制度を活用した積極的な支援と迅速かつ柔軟な対応に努める。期中管理部門・経営支援部門❶中小企業の経営支援・事業再生の促進に関する取り組みの推進 経営改善が進まず返済緩和の条件変更を繰り返している中小企業や経営課題を抱え経営改善や事業再生に取り組む中小企業に対しては、金融機関や中小企業支援機関と情報を共有し、外部専門家派遣事業等の推進により経営改善を支援するとともに、実施後のフォローアップに努める。 また、金融機関や中小企業再生支援協議会等との連携により、中小企業の経営支援・再生支援に積極的に取り組み、「がんばる長崎 中小企業経営支援ネットワーク」を活用し、中小企業に伴走した支援に努める。 さらに、経営支援の充実を図るため、金融機関や各支援機関と連携した支援に努めるとともに、経営支援の効果測定方法を充実し、効果的な経営支援策を模索する。 当協会は、公的な「金融と経営の総合支援機関」として、中小企業のライフステージに応じた保証・創業支援・経営支援・再生支援の充実に努め、様々な中小企業の資金・支援ニーズに「タイムリー」に対応し、中小企業の維持・発展を積極的にサポートします。また、信用補完制度の見直し実施に適切に対応し、金融機関、中小企業支援機関等との連携した支援により地方創生や地域活性化に寄与するため、令和2年度における業務上の基本方針について、以下に掲げる項目を主要項目として取り組むこととします。1313
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